身長・血液型・学歴・家族構成から分かる
がん・脳卒中・糖尿病ほか
「病気になりやすい人」の特徴

(週刊現代)

 背の高さや学歴、血液型で病気になりやすいかどうかを決めるなんて差別だ---と言われるかもしれないが、すべて真面目に調査された研究結果。あなたの知らない、意外な病気の傾向があるのだ。

 女性は夫がいてもいなくても死にはまったく関係がないようだが、がんセンターのこんな報告がある。夫に加えて、子どもや親と暮らしている女性は、心筋梗塞など虚血性心疾患の発症リスクが高いというのだ。

 夫婦二人暮らしの女性とくらべて、夫+子どもと暮らしている女性は虚血性心疾患のリスクが2.1倍に、夫+親と同居した場合、そのリスクは3倍になる。

「これはもうストレスが原因ですね。親と暮らしていれば子育てに加えて親の面倒を見なければいけないし、それが自分の親ならまだしも、舅や姑だったらストレスはいっそう強まるでしょう。ストレスは心臓を養う冠動脈の動脈硬化を進め、心臓の負荷を増大させるので心筋梗塞の原因となります」(前出・池谷医師)

AB型は病気になりやすい

免疫学者で『血液型の科学』の著者でもある藤田紘一郎氏

 血液型と病気の関係も指摘されている。'09年、米国立がん研究所は血液型がA型、B型、AB型の人はすい臓がんのリスクが高いということを発表した。免疫学者で東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏によると、「血液型と病気の関連は、それ以前から指摘されていた」のだという。

「血液型によって免疫力が決まっているからです。たとえば、外部からの異物と闘う抗体はリンパ球で作られますが、白血球のなかのリンパ球の割合が血液型によって異なる。調査すると、O型39%、B型37%、A型36%、AB型34%。つまり、O型がもっとも病気に強く、AB型はもっとも病気に弱いということです。

 さらに、それぞれの血液型物質は異なる性質を持ち、ある病原菌には強く、別の病原菌には弱いという傾向がある。血液型によってかかりやすい病気が違うのはそのためです」(藤田氏)

 藤田氏に聞いた血液型と病気の関係は次のとおりだ。

A型・・・ノロウイルス等の食中毒、肺炎といった感染症全般に加えて、糖尿病、心筋梗塞もかかりやすい。
O型・・・最も免疫力が高く、がんや心筋梗塞、糖尿病に強い。一方、胃潰瘍にはなりやすい。
B型・・・結核やインフルエンザにかかりやすい。結核は、O型に比べて10%も感染率が高い。
AB型・・・最も免疫力が弱く、梅毒やインフルエンザなどにかかりやすい。

 次に、にわかには信じがたいが、学歴が病気に関係しているという研究がある。がんセンターでは、約2万人の女性(40~59歳)を'90年から12年間にわたって追跡調査した結果、学歴の高い人と低い人は、ともに中程度の学歴の人とくらべて脳卒中発症のリスクが高いことをつきとめている。

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