党内バトル茶番劇は麻生政権末期とそっくり 
民主党がはまった『サル団子のジレンマ』

 去る12月12日の茨城県議会選挙において候補者の4分の3が落選するという悲惨な結末となった民主党は、敗戦の総括よりも党内バトル茶番劇に軸足を移した。

 党内の若手からは、「会社が倒産しかけているのに、社長と最高顧問がバトルを繰り広げている」とため息が漏れる。

 もともと、民主党は右から左まで主義主張の異なる者の寄せ集めの政党だ。政権交代という目的があるうちは我慢も利いたが、その目的を達成した今はそのタガが外れた。皆が好き勝手なことを言う状況は麻生政権末期とそっくりである。

3匹目のドジョウ

 本年は、残念ながら、尖閣諸島沖の体当たり船長を巡る一件やメドベージェフの北方領土訪問など日本外交の歴史的な敗北の年として記憶される年ともなった。

 支持率低下の背景にはこういう要因があるのは誰の目からみても明らかだが、無責任の菅総理は気にもかけていないようだ。脱小沢を強調すれば人気回復が図れるとして3匹目のドジョウを狙っている。

 しかし、菅総理が今の段階まで偽証罪の制裁のある証人喚問を要求せず、テレビカメラも入らないような政倫審でお茶を濁そうとしてきたことは、政治とカネの問題について国民に対する真摯な説明よりも自己都合を優先しているだけとしか言いようがない。

 国会開会中、みんなの党は、再三にわたり小沢氏の証人喚問を求めてきた。民主党が不正なカネで政権にありついた疑惑をもたれているからだ。

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