米同時多発テロから10年。ソーシャルメディアが繋ぐ記憶、追悼の形。
9月11日にオープンするニューヨーク9.11記念博物館近郊(写真:Gettyimages)

 世界中の多くの人を震撼させたアメリカ同時多発テロから間もなく10年が経とうとしています。

 ニューヨークのワールド・トレードセンター跡地近くに開設する「9.11記念博物館(National September 11 Memorial and Museum)」は、9月11日に犠牲者の家族によるセレモニーが開催され、翌日9月12日からは一般公開がされます。事前予約制のこの博物館は既に全米、そして65以上の国から30万人以上の予約が既に埋まっており、10年という節目を迎え、様々な追悼の行事や報道がこれから更に行われることと思います。

 一人ひとりの記憶や共感を繋ぐメディアとしてのTwitter,Facebook,動画共有サイト、そして各種アプリ等を活用した、「9/11」にちなんだ取り組みも既に活発に行われており、未曾有の事件を風化させないよう、多くの人が犠牲者の方を悼み、記憶し、そして互いに支え合おうという機運を、強く感じられます。

 日本人にとっても大きなインパクトを与えた「9/11」ですが、同時にその日は「3/11」の東日本大震災から半年という一つの節目の日でもあります。今後どのように「あの日」のことを心に留め、立ち上がっていくかということに関しても、アメリカで行われている様々な追悼の行事、メディア活用は気になるところです。

 以下にそれぞれのソーシャルメディアを活用した注目の取り組みをご紹介します。

Twitter

 数あるソーシャルメディアツールの中でも最もオープンで、リアルタイム性のあるメディアであるツイッターは、近年9月11日が近くなり、また当日になると、多くの人が集まる場所として活用されてきました。ハッシュタグ を活用することで、誰でもそのキーワードが含まれた一連の呟きを閲覧することが可能になるからです。