永田町ディープスロート

「ニートの星」
小泉進次郎ってそれほどのタマなのか

2010年12月07日(火) 週刊現代
週刊現代
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 民主党政権を追い込むチャンスだというのに、イマイチ切れを欠く自民党の中で、異彩を放つ議員がいる。小泉進次郎代議士だ。

小泉「(尖閣事件のビデオを)流出させた責任の所在はどこにありますか?」

「最終責任は、私にも当然、ある」

 菅首相は野党時代、小泉元首相から数々の失言を引き出し、喝采を浴びた。ところが、いまはその息子に論破されている。論客を自負する仙谷由人官房長官までも、「進次郎はテレビ政治の天才だ」と、悔し紛れに漏らしているほどだ。

 ただこの進次郎氏、つい数年前は「大学は出たけれど職がない」、いわば"ニート"だったのは周知の通り。関東の私大を1年留年の後に卒業するも、就職せず、その後に米国留学するまでは、地元で「だらしないシャツを着て、平日からブラブラしているボンボン」などと陰口を叩かれていた。

 そんな進次郎氏を、変えたのは何だったのか。

「学生時代、野球ばかりで勉強しなかったことを自覚しており、それを取り返そうと必死で勉強している。地元に帰る際や地方遊説の際にも、常に大量の本を持ち運んで読書をしています」(自民党関係者)

 別の自民党幹部職員によれば、「彼は過去の国会議事録を片っ端から読み漁って研究している」という。父の答弁を含め、過去の議事録を学ぶことで、仙谷氏も舌を巻く話術を身に付けたというのだ。公平に見て、与野党を通じ、そこまでしている議員はそう多くない。

 進次郎氏はメディアの個別取材に応じたことはないが、今回、本誌は横須賀駅前で募金活動をする進次郎氏の直撃に成功した。「あなたが努力できる原動力は、何なのか」という趣旨の質問に、こう答えている。

「昨年の選挙です。いまは街頭に立てば、皆さんが握手を求めてくれますが、当時は握手どころか、モノが飛んできました。その苦しい体験と、逆風の中、支えてくれた地元の皆さんの存在が自分の原動力です」

 なんと優等生的な発言・・・。いまのところ、スキはないようだ。だが、真面目なだけでは生き残れないのも永田町の常識。進次郎氏がその怖さを知るのは、もう少し先かもしれない。


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