スポーツ

さぁ、W杯ブラジル大会3次予選組み合わせが決定!
ザッケローニ「私は日本に恋している」

2011年08月20日(土) FRIDAY
friday
チェゼナティコにある息子が経営するレストラン「Mare'」の前でポーズ。スーツを脱いだ貴重な一枚?

 名将が、18歳の注目選手から就任後のウラ話、はては「チンチン」「愛人」に関する爆笑失敗談まですべて語った!

「パレスチナがアフガニスタンに2-0で勝ったのを知っているかい?」

 イタリア東中部・アドリア海に面した小さなリゾート地・チェゼナティコ---碧く美しい海が広がる海岸で、答えに窮するような問いかけをするのはサッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(58)だ。息子・ルカが経営するレストラン「Mare'」で、彼は朗に語った。

「アジアには48の国が存在し、すでにW杯予選は始まっている。サッカーは世界中で行われているんだ。とくに警戒しているのはイラン、サウジアラビア、オーストラリアの3ヵ国。日本代表監督就任後、3つの代表チームと、一つのクラブチームからオファーをもらったが、すべてを断った。私は '14 年ブラジルW杯には日本と行きたい」

 7月31日、そのW杯3次予選の対戦相手がウズベキスタン、シリア、北朝鮮に決まった。ザックジャパンの初戦は9月2日。北朝鮮をホームで迎え撃つ。

 直近のFIFA(国際サッカー連盟)ランクでは、日本の16位に対し、ウズベキスタン83位、シリア104位、北朝鮮115位。代表監督就任後の成績は、今年1月にアジア杯を制するなど、5勝5分けの無敗。だが、冒頭のように、指揮官は格下国のチェックも抜かりない。

小指を立てて指示

 ザッケローニはイタリアのエミリア・ロマーニャ州の小都市メルドラに生まれた。幼少期には、そこからほど近い海岸沿いの小さな村で、実家のペンションを手伝いながら過ごす。肺の病気のため、17歳でプロサッカー選手を諦めると、保険外交員の仕事をしながら、監督の道を目指した"苦労人"だ。30歳の時に、プロリーグでは最も下のカテゴリーであるセリエC2(4部相当)の地元クラブ、チェゼナティコで監督としてのキャリアをスタート。

1
nextpage


Special Feature
最新号のご紹介