蓮舫レポート

「北朝鮮の暴走」 危機にあるのは北東アジアだけではない

2010年11月27日(土) 蓮舫
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〔PHOTO〕gettyimages

 23日、北朝鮮が韓国を砲撃。兵士2人、民間人2人が亡くなり多数の方々がケガをなさったほか、すべての島民が住み慣れた島を離れました

  ソウルに長く住んでる私の友人によると、ソウル市民は平静ではないものの、理性的な行動をとっている、ということでした。許し難い怒りを感じながらも、けっして過激な言動に走ることもなかった、と。

 日本も、対岸の火事ではないです。北朝鮮のミサイルは、日本をも標的にしています。今回の北朝鮮の蛮行の目的がはっきりしないということは、いつ日本を攻撃してもおかしくないと評論する方もいらっしゃいます。

 危機にあるのは、日本と朝鮮半島のある北東アジアだけではなく、世界中が危機的な状況にあります。

 北朝鮮に最も影響力のある中国は、現体制と保守派との深刻な対立があるといわれています。

「超大国」アメリカは、オバマ政権が中間選挙で大敗しました。オールドアメリカンな「茶会」派が台頭し、不安定な政治状況になっています。

 ヨーロッパもまた、アイルランドが金融危機に陥り、IMFとEUが救済に入りました。ほか、EUは依然として経済が低調です。

 アメリカと同様に、イギリス、フランス、ドイツでも政権が弱体化しています。

 そうしたグローバルな状況での、北朝鮮の暴走です。朝鮮半島のローカルな危機どころの話ではないのです。

 菅内閣でも24日、すべての閣僚が集まって対策を協議しました。安全保障に関わる問題だけにここでつまびらかにはできませんが、各大臣が自分の持ち場でできることを最大限にやるよう努力している最中です。


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