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順位 都道府県名
1 北海道 78.1
2 沖縄県 65.2
3 京都府 64.0
4 東京都 53.6
5 奈良県 52.4
6 大阪府 47.1
7 長崎県 46.1
8 福岡県 44.3
9 長野県 43.6
10 宮崎県 43.1
11 青森県 41.7
12 鹿児島県 41.4
13 神奈川県 41.2
14 兵庫県 41.0
15 静岡県 40.9
16 石川県 40.8
17 秋田県 40.4
18 宮城県 39.9
19 千葉県 38.0
20 熊本県 37.6
21 新潟県 37.5
22 岩手県 36.5
23 山形県 36.4
24 広島県 36.2
25 和歌山県 36.1
26 高知県 35.7
27 香川県 35.6
28 岐阜県 34.3
28 三重県 34.3
30 富山県 33.7
31 大分県 33.6
32 山梨県 33.5
33 島根県 32.5
34 岡山県 32.1
35 愛知県 32.0
36 愛媛県 31.7
36 福井県 31.7
38 山口県 30.7
39 徳島県 30.6
40 鳥取県 29.9
41 福島県 29.7
42 滋賀県 29.2
43 佐賀県 28.7
44 栃木県 28.4
45 群馬県 27.4
46 埼玉県 21.8
47 茨城県 21.5

 ランキング表は、都道府県ごとの観光意欲度、すなわち「観光に行きたい」という意欲が高い順に並べたものです。(「地域ブランド調査2009」(全国3万2124人から回答。2009年7月に実施)の調査結果より)

 その結果、全国の都道府県の中でもっとも観光意欲が高いのは北海道でした。2位は沖縄県、3位が京都府、そして4位が東京都という順になっています。このランキングは前回に紹介した「魅力度ランキング」の順位とよく似ています。つまり、各地域の魅力度には、観光のイメージが非常に強く影響しているといえます。

 年末に明らかになった、新政府による「新成長戦略」の中でも、観光についての重要性が指摘されていました。もっとも、それは日本に訪れる外国人観光客を増やすことを強く意識したものでしたが、国内観光へのテコ入れ(新しいモデルの創出)も、地域のイメージアップや地域活性化には重要なのです。

 さて、話をランキングに戻します。1位の北海道は2位の沖縄県を13ポイントも上回るという圧勝でした。その要因は北海道には札幌、函館、富良野、小樽、旭川などのように観光魅力の高いまちがたくさんあることです。

 しかも、これらのまちにはいずれも異なる魅力があり、北海道の多面性をかもし出しています。また、知床、オホーツクなどのように他の地域にはない魅力を持った、自然豊かな地域も豊富にあります。

 さらに、石狩鍋、カニ鍋、イクラ丼、ジンギスカン、ラーメンなど人気の高い食事メニューも北海道人気を高めるのに貢献しているようです。北海道の観光メニューとして、「カニを食べつくす」など、食(グルメ)を間にしたものが非常に増えており、いまや観光とグルメは切っても切り離せない関係にあります(食のランキングについてはまた後日にご紹介します)。

 一方、ワーストランキングに名を連ねたのは北関東。最下位は魅力度と同様の茨城県で、群馬県、栃木県も下位に名を連ねています。46位の埼玉県も含めて、これらの地域には観光の魅力はないのか? 観光客が来ていないのか? というと、そんなことはありません。

 例えば茨城県の水戸市には、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつである偕楽園(かいらくえん)があります。ここは梅の名所としても知られているため、毎年梅のシーズンには非常に多くの観光客で混雑します。また、夏には大洗海岸をはじめ常陸の海岸へ多くの海水浴客が訪れます。

 海産物やあんこう鍋などの郷土料理があるほか、メロンの栽培・出荷量は日本一の県です。また、先端技術のまち・つくばも茨城県の新しいイメージの象徴といえます。

 群馬県の観光名所といえば、なんといっても草津温泉ですが、そのほかにも伊香保温泉、水上温泉など人気の高い温泉が多数あります。また、栃木県や福島県、新潟県との県境に広がる尾瀬は群馬県の有力な観光資源でもあります。

 栃木県は日光、鬼怒川、那須高原という人気の高い観光&リゾート地を有しています。果物が豊富に栽培されているほか、そばや宇都宮ぎょうざなど、栃木県ならではの食事メニューも多く、人気を集めています。

 このように、関東3県にはすばらしい観光地や地域資源があります。しかし、こうした魅力が各県のイメージには残念ながらつながっていないようです。若い人を対象とした、新しく魅力的な取り組みが決して多くはないということも、人気の低迷から抜け出せない課題のひとつといえます。

 

<調査概要>
・調査方法 インターネット調査
・回答者  20代~60代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・有効回収数 32,124人(一人の回答者は20の市区町村について回答。したがって自治体ごとの回答者数は平均で606人)
・調査対象 全国1000の市区町村(全783市+東京23区+194町村)と47都道府県
・調査時期 2009年7月3日~7月9日
・調査項目 認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など15項目)、訪問経験(「観光のため」など11項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など15項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など13項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲(食品、非食品で自由記述)・・・計63項目
・詳しくはこちらより

 


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