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もはや絶望的状況 史上最悪「花粉症」情報

 ヒサンな知らせが飛んできた。来春の花粉の飛散量は、地域によっては今春の10倍以上に達するという(「日本気象協会」の予測)。今夏の記録的猛暑により、スギとヒノキの花芽がよく生長したのがその原因。

 花粉症とは無縁と思っている人も悠長に構えている場合ではない。日本医科大学耳鼻咽喉科の大久保公裕教授が警鐘を鳴らす。

「花粉の大量飛散が予想されるシーズンには新規の患者さんが増えます。花粉症の経験がない人でも、いつ発症してもおかしくない」

 これまで発症しなかった人々も含めて、来春早々にも大量の新・花粉症患者が、かゆみとくしゃみに日々苦しめられるだろう。

 たちの悪いことに、花粉症は一度発症すると、2~5%の人しか自然に治らないという。よって、花粉症の患者は毎年増加しており、このままでは全国民が花粉症を患うという絶望的状況も待ち構えている―。

 選ぶべき道はひとつしかない。今、策を講じることだ。以下、お勧めの対策を簡単に列挙するが、どの専門家も、いまから始めなさいと口を酸っぱくする。

・レーザー治療

「レーザーを鼻の粘膜に照射してアレルギー反応を抑える治療です。約5分の治療で保険も適用されるので、約7000円で済みます。1シーズンに1回のレーザー照射で効果がある患者さんが8割です」(大城クリニックの大城貴史副院長)

・減感作療法

「花粉のエキスを注射して抵抗力をつける免疫療法で、3年くらい継続して治療を行います」(東京医科大学病院の北村剛一講師)

・漢方薬

「花粉症予防には免疫力や抵抗力を高める衛益顆粒(えいえきかりゅう)という漢方がオススメです」(漢方・薬膳コンシェルジュの杏仁美友〈きょうにんみゆ〉氏)

・べにふうき緑茶

「花粉が飛散する1ヵ月以上前から飲用した場合、飛散時期に飲用し始めるよりも、鼻をかむ回数やのどの痛みが減少しました」(野菜茶業研究所の山本万里氏)

 ふりかかる"国民病"は決して他人事ではない。