経済の死角

告発! ハローワークでボロ儲け!
資格取得支援制度の呆れた実態

「月に10万円はちょろい!」審査はザルで就職には
役に立たず、厚労省は予算7000億円をタレ流し

2010年10月29日(金) FRIDAY
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 今、失業者の間で人気の「基金訓練」という制度をご存じだろうか。ハローワークに行けば、「基金訓練案内」のコーナーは、すぐに見つけられるはずだ。

「基金訓練とは、昨年7月からスタートした資格取得支援事業です。資格を取って、就職活動を有利に進めてもらおうという支援制度で、利用者は、パソコンや医療事務、ネイルアートなど様々な専門学校の授業料が免除される。

 また、生活費に困っている人には、学校に通っている間、月々10万~12万円が支給される。厚生労働省の管轄で、学校側にも、生徒一人当たり月々6万~10万円の補助金が出る仕組みです」(全国紙経済部記者)

 専門学校の授業料を免除し、生活支援金まで給付する。失業者の間で人気が出るのも頷けるところだ。ところが、その人気の理由を取材していくと、意外な実態が見えてきた。「ハローワークでボロ儲け」と、ほくそ笑む人々の姿が浮かび上がってきたのである。

 実際にパソコン教室に6ヵ月間通って、月10万円、合計60万円の生活費支援も受け取ったA氏(38・愛知県在住)に話を聞いた。A氏は昨年春、派遣切りされた後、アルバイトで食いつないでいる時にこの基金訓練を知ったという。

「この制度については、派遣時代の仲間の間で話題になっていたんです。1コースは3ヵ月で終わり、2コースまでしか受けられませんが、授業に8割以上出席さえすれば、月10万円の生活支援金も貰える。

東京・池袋にあるハローワーク。基金訓練の案内コーナーには推薦学校のチラシがうずたかく積まれていた 〔PHOTO〕三好健志(以下同)

 

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