『ジャーナリズムの未来? 注目のキュレーション・サービス、Storify(ストーリファイ)』

「Storify」HP

 アメリカのジャーナリズムの分野で、デジタル・メディアを活用した創造的な取り組みを表彰するナイト・バトン賞(Knight-Batten Award)というものがあります。先月末、2011年度の最優秀賞に選ばれたサービスは、設立からまだ1年半のスタートアップサービス、Storify(ストーリファイ)でした。

ソーシャルメディア上の情報を集約して物語(ストーリー)をつくる「Storify」

 「Storify」とは、ソーシャルメディア上に存在する膨大な量の情報を取捨選択することで、「Story(物語)+fy(化)」することを可能にするサービスです。

 以前に『災害時に必要とされるキュレーション・メディア』(3/30/2010)でも触れたように、自然災害や速報性の高いニュースが勃発した際、重要性の高い情報を整理し、時間の流れや文脈を踏まえた上で共有することを可能にするサービスの必要性は、今日増々増えて来ています。

 最近であればノルウェーの爆破テロ・銃乱射事件、中国の高速鉄道事故、ソマリアの飢餓、そして引き続き出口の見えない放射能汚染に関しての最新情報等、社会の注目を集める事件に関し、信頼出来る、そしてタイムリーな情報を私たちは欲しています。

 「Storify」が可能にしていることは、ツイッター、フェイスブック、ユーチューブ、フリッカー等で公開されている現地発の写真や動画、或は信頼に足る公式コメントやニュース記事等を、簡単に整理してインターネット上に公開できることです。

 以前はジャーナリストやブロガー限定の招待制だったのですが、今年の4月末以降、誰もが無料でこのサービスを利用出来るようになりました。使い方はドラッグ&ドロップのスタイルで、極めて簡単に視覚的な操作が可能です。是非以下の紹介動画をご覧になってみてください。日本語でのコンテンツも問題なく表示が可能です。

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