田原総一朗が民主・自民の幹部にホンネを直撃! 中国、円高、どうするニッポン? [前編]

2010年10月25日(月) 田原総一朗
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石原:正確に言うと昭和28年で、自民党の結党は昭和30年ですから、自民党の母体となる人たちがだらしなかったというのが正確だと思います(笑)。

田原:いや、だけど自民党はそれに対して実効支配してない、現在まで。

石原:ですから、昭和30年代に反撃すればよかった、反撃っていうか、李政権ともっと話し合いをすればよかったんですけども、ほったらかしといたっていう責任はやっぱり自民党政権にあったと思います。

田原:自民党の責任だけども、石原さんの責任ではないと。じじい達がわるいんだ(笑)。

石原:いえいえいえ、私も自民党議員でありますから。当時の日韓、国交もありませんからね。

田原:そう。

石原:やはりそこで先人達が苦労して、その実効支配に甘んじたんでしょうね。

田原:ま、いいや。これからどうすりゃいいんですかね、尖閣問題?

石原:尖閣問題は、私は始まったんだと思うんですよ、新たな事案が。ですから枝野さんが言うように、私たちが今実効支配してますけども、さっき言ったように相撲と同じようにまた必ずどっかで仕掛けてきますから、その仕掛けに対して手を打ってかなきゃいけない。

 私、この間予算委員会で質問したのは、絶滅品種のモグラを守れということだけが言いたかったんじゃななくて、あのモグラを調査に行くっていうことは文句言えないわけですよ、向こうから。絶滅品種なんだから。環境大臣は素直に答えてくれましたよ。

 そういう囲碁みたいに手を打っていかないで、ただ見てて、「いや、戦略的互恵関係があるから大丈夫なんです」っていうことでは多分日中関係っていうのは、私、すまないんだと思うんです。

田原:韓国は竹島を実効支配して・・・。

石原:駐在所もあります。

田原:駐在所がある。日本も駐在所作ったら、尖閣に。

石原:ですから、何らかのかたちで人間が行くっていうことは意味があると思います。ただ、上から見ていいただければ分かるように、昔は百人弱住んでいましたけれども・・・。

田原:缶詰工場があった。

石原:環境としては、快適に過ごせるリゾートアイランドじゃありません。ですから環境的な観測基地を作るとか、そこに日本の人達が必ず何ヵ月に一遍行くとかですね、そういう新たなステージを迎えていかないと、また上陸してこないとも限らないし違法操業があるかもしれない。

 あそこはいまだに1978年から、米軍の射爆は行われていませんけども、まだ射爆場として存在しています。11管区のホームページを見ますと、演習通知があったときには艦船はこの領海に入らないでくださいということになっています。そういうものを積み上げていく努力をしないと、相手が駐在所を建ててくることだって起こりかねないんだと、私は思います。

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