川内博史(民主党)「菅首相には一刻も早く辞めてもらいたい」
衆議院科学技術・イノベーション推進特別委員長インタビュー前編
〔PHOTO〕gettyimages

 岡田克也幹事長は7月22日の記者会見で、赤字国債特例法を通すため09年マニフェストの旗を降ろすと宣言したのである。川内博史委員長に聞く。

取材・構成:辻野匠師(ジャーナリスト)

岡田幹事長、貴方の仕事の仕方がいい加減なんだ

川内博史民主党代議士

 岡田幹事長は政策の必要性、財源について見通しが甘かったとおっしゃっているんですけれども、私に言わせれば見通しが甘かったんじゃなく貴方の仕事の仕方が甘かったと申し上げたい。岡田幹事長らの仕事は本当にいい加減なんです。

 そもそも09年マニフェストというのは子ども手当、農家の戸別所得補償、高校授業料無償化、高速道路の段階的無料化、ガソリン暫定税率の廃止などいくつか大きな柱がある。

 それらの財源をどう見いだすのかというのは徹底した行財政改革をやるというのが裏側にあって、それが世の中の構造を根本から根こそぎ変えるのだということ。そこに2009年の総選挙で国民の皆様の期待が集まったのです。09年マニフェストを諦めるとか見直すとかいうのは

「もう行財政改革をしません。自民党政権時代と同じ事をやっていきます。税金も無駄使いはし放題です。天下りもどうぞしてください」ということを意味するわけですよ。岡田幹事長はそんなことを認めるんですかと。貴方の仕事の仕方が甘いんでしょう。一体何をやっているんですか。

 だから僕らはそんな岡田幹事長をもう見ちゃおられん、もう代わってくださいと言っているのです。

岡田幹事長には
「現在まで出来ていないことに付いては謝罪するのはその通りです。だからこそ新しい体制を作って残り2年間で何が何でもやり抜きますということを国民の皆様に申し上げるべきであって、徹底した行財政改革をやりますと言えばいい。

 3.11の東日本大震災ではがれきの下、海の底で未だに発見されていない人を含め2万人に及ぶ犠牲者が出ています。その方達に報いるためにも世の中を本当に変える事。東日本大震災がきっかけで新しい国造りが始まったんだと後々言われなければ犠牲者達は浮かばれません」と言いました。

岡田幹事長は 「09年マニフェストは残念ながら実現できていないものがある。その理由としてマニフェスト作成において検討不十分なところがあった。政権交代によって大きな政策転換を一気に実現するとの意気込みが歳出増大に繋がった。見通しの甘さについて国民の皆様に率直にお詫びしたい。マニフェストの旗を降ろしたわけではない」と言うだけです。

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