蓮舫レポート

チリの救出劇が
私たち日本人に思い出させてくれたこと

2010年10月16日(土) 蓮 舫
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〔PHOTO〕gettyimages

 チリの鉱山落盤事故で、700mの地下に閉じこめられていた33名が14日、無事に帰還なさいました。

 救出まで70日。「おめでとうございます」という気持ちと同時に、「よくがんばったな~」と驚きと尊敬の念も抱きました。

 15日付の朝日新聞によると、この33名のがんばりのほか、22時間という短時間で、しかも想定よりも2ヶ月半も早く救出できたのは、チリ国民の国民性にある、とか。

 チリの国民は、冷静沈着で、忍耐力があり、団結力がある。計画を用意周到に進めるきまじめさもあり、約束や時間を守る気質から「中南米の英国」と表現されるらしいです。
なんか、日本人みたい。

 でも、"かつての日本人みたい"というほうが合うのかもしれない。

 きまじめであり、時間に正確であろうとし、個よりも集団での行動を得意とし、和をもって尊しとする・・・。

 最後に救出されたルイス・ウルスアさんのようなリーダーがなぜ日本にはいないのか、という論が出てくるだろうと思います。

 たぶん、ウルスアさんのような調整型のリーダーなら、日本にもたくさんいるんでしょう。33名(自分を除けば32人か?)を3つの班にわけ、それぞれの班にグループリーダーを置いて、彼らにマネージメントさせる。さらに、24時間を3分割して「仕事」「睡眠」「休憩」の役割を与えて、それを回していく。

 政治の世界だけではないですね。今回の救出劇、ウルスアさん型のリーダーシップはチリの国民に感動を与えただけではなく、私たち日本人にも「もともと備わっている力を取り戻せ」「自信を持て」と教えてくれたのではないでしょうか。


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