モノのストーリーを可視化する! Stickybitsの試み

 あなたのデスクの周りにある数々のモノたち。ビジネス書、名刺、ドキュメント、PC、コップ、弁当箱・・・。それらには可視化されていないストーリーが含まれているかも知れません。

 例えば私が先ほどスーパーで買ってきたパウチ詰めのレトルトカレー。パッケージに情報は詰まっていますが、「開発者の思い入れ」や「誰かが見つけたアレンジレシピ」といった情報は無論可視化されておらず、当然パッケージから読み取ることはできません。

 実家にしまわれている「おばあちゃんの着物」はどうでしょうか。家族にとっては大切なストーリーのある着物ですが、関係のない第三者が見れば、それはただの古びた着物です。着物が持っている価値あるストーリーは、誰の目にも見える形で可視化されることはありません。

 私たちが普段手にするモノは「情報不足」なのではないでしょうか? そんな問題意識を刺激してくれるサービスが、今回紹介するStickybitsです。

バーコードにあらゆる情報を添付できる

 2010年10月時点で190万ドルの資金調達に成功している米国発の「Stickybits」は、バーコードに画像・音楽・動画・文字情報を添付することができるサービスです。

 Stickybitsを使ってバーコードを読み取ると、そのバーコードにこれまで付与されてきた情報を閲覧することや、バーコードに情報を付与することができます。

 実際に、私の手元にあったデール・カーネギーの「人を動かす」という本のバーコードを読み取ってみました。

バーコードを読み込む  

 流石にまだ誰も情報を付与していないため、このバーコードを読み取っても何の情報も得ることができませんでした。そこで、このバーコードにコメント・写真・動画を付与してみました。

 皆さんがもし「人を動かす」をお持ちでしたら、Stickybitsに登録してバーコードを読み取ってみてください。

 もしそれが私のモノと同じバーコード(9784422100517)を持つ書籍なら、私が残したメッセージが閲覧できるはずです。

 ちょうどバーコードがURLとして機能する掲示板のようなイメージです。