田原総一朗×夏野 剛「立ち上がれ!ガラケー日本!!」 vol.1「ガラパゴス化は通信方式が原因?ぜんぜん違いますよ!」

2010年10月08日(金) 田原総一朗
upperline

夏野:かけませんねー。かけたとしても、思い切ってかけないんです。今のブランドバリューを調べて、それを延長していくとかするんです。でもね、例えばサムソンが10年間でこんなに認知度を得るためには、ゼロからやりますから、すごいお金が必要なんですよ。

 実はいまや日本のメーカーの認知度ってそんなにないんです。ソニーくらいですね。パナソニックさんもがんばってる。ただね、よくわからないのは、その下に「Ideas for life」とか書いてあるでしょう。日本のメーカーって特にこういうのつけるんですよ。意味分かんないです。

田原:それつけて失敗したの、カネボウね。

夏野:カネボウさんもそうですか? 

田原:「Human Life」。

夏野:ああ(笑)、「Beautiful Human Life」。日立さんの、「Inspire Next」。もう英語として意味なしてませんから(笑)。

田原:ははは。

夏野:それとね、僕はいつも、「ニッポン」って言葉を社名につけてる会社は世界企業になれないって言ってるんですよ。「ニッポン」だもの。NTTは「Nippon telephone Teregraph」でしょう。Teregraph=電信なんてついてちゃだめですよ。いつの時代なんですか。社名は"名は体を表す"ですけど、やっぱりブランディングってすごく重要だと思うんですね。

 そういうところもやっぱり経営の意識です。、新しい技術に対する開発もそうです。去年の延長線上に今年、今年の延長線上に来年という高度成長期のやり方は、20年前に終わっちゃってんですよ。去年と同じことやっててもだめなんです。だけれど、相変わらず延長線上でやってんですね。安全だからといってね。でも実は、それが一番、危険なんですよ。

以降 vol.2 へ。

前へ 1 2 3 4 5 6 7

このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS
関連記事


underline
アクセスランキング
1時間
24時間
トレンドウォッチ
編集部お薦め記事