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生まれ変わりのサイクルは何年? 劇的進化はあるのか?
あの業界のフルモデルチェンジと大ニュース

 乗用車のフルモデルチェンジのサイクルは4年に1回。最近では市場動向や開発コストなどの理由で5年や6年のケースも多く(マーチやエルグランドは8年!)、待たせたぶんだけ期待どおりの新型車だったり、そうでなかったり・・・。

 そしてトラック業界をみると、各社からポスト新長期排ガス規制をクリアした小型トラックが、昨年11月登場の三菱ふそうキャンターを皮切りに続々と登場! エコと抜群の省燃費性を引っさげたフルモデルチェンジは大きなトピックである。

 では、そのほかの業界ではどうなのか!? モデルチェンジの周期は? 大ニュースはあるのか? バスから缶コーヒーまで各界売れ筋商品のフルモデルチェンジ事情を探ってみた。

トラック&バス業界
フルモデルチェンジ周期約10年

'02年登場の7代目三菱ふそうキャンター(右)と8代目。ダイムラーグループの排ガス浄化技術「ブルーテック」を採用

■初のポスト新長期排出ガス規制クリアがニュースに! 

 まずはポスト新長期排出ガス規制をクリアした小型トラックたちが注目されているトラック、そしてバス業界から。

 ニュースとなったのは昨年11月に、小型トラックとして初のポスト新長期排出ガス規制をクリアした三菱ふそうキャンターの登場。

'92年登場のエアロバス(上)と、'07年登場のエアロエース(三菱ふそう)。モデルチェンジ時に名前も変わった

 NOX、PMを規制値より30%低減するなどクリーンな排出ガスとクラストップの省燃費で、8年ぶりのフルモデルチェンジはまさに大きな変革だ。それを追随するように、今年5月から6月にかけて、小型トラックのいすゞエルフやトヨタのダイナ/トヨエースがビッグマイチェンではあるがモデルチェンジしている。業界に活気を呼びそうな動きではないか。

■フルモデルチェンジサイクルはどちらもほぼ10年に1回

 次ページの表でわかるように、トラック、バスともにフルモデルチェンジの周期はほぼ10年に1回。トラック、バスは基本的にディーゼルエンジン搭載のため、ここ10年ほど続く排出ガス規制により、法規に躍らされるかのような大小のモデルチェンジを繰り返してきた経緯がある。

 ただし、最近のフルモデルチェンジと呼べる動きは、ほとんど'09~'11年にかけて集中している。それらは、ほとんどといっていいほど「ボスト新長期排出ガス規制」対策車だ。今後のモデルチェンジも「ポスト新長期~」がセットになるのは間違いないだろう。

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