永田町ディープスロート

「ソーシャルメディア時代のジャーナリズムを考える」 Vol.1

新聞、テレビとtwitter、ブログの「世論」はなぜ違うか

2010年10月06日(水)
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田原: こんばんは。田原総一朗です。よろしくお願いします。民主党の代表選挙が終わったばかり(シンポジウムは9月16日開催)です。これはネットでもずいぶん盛り上がり、また新聞、テレビとネットのオピニオンの違いがはっきりしました。最初に、この点についていくつかお聞きしたいと思います。

 長谷川さん、私なんかが見ていると、党員・サポーター、あるいは地方議員では菅さんが勝つと思っていたけれど、国会議員では小沢さんのほうが勝つんじゃないかと見ていた。ところが"逆転"して、というか菅さんが勝ちましたね。これは長谷川さんはどういうふうに見ていましたか?

長谷川: 私は、小沢さんはよく健闘されたなと思っているくらいでして。

 というのはご承知のように新人議員がとても多い。あの人たちが代表選の間、地元に2回帰っているわけで、地元の支持者の声を聞くと、おそらく菅さん支持の声が6対4くらいの割合だったと思うけれど、これが無視できない要素として結構あったんだろうなと思う。それから見れば、206対200というのは、まあよく健闘されたと。

田原: むしろ小沢さんがよく健闘したと。

長谷川: ええ。

田原: 告示の前あたりに、各新聞が菅さんと小沢さんの票数、というか(支持する)人員の数を発表していますよね。菅さんのほうは、菅派、凌雲会、野田派を入れて120人と。

 小沢さんのほうは、小沢グループだけで150人。鳩山グループで60人。さらに旧社会党系を入れて、二百数十人ということで、圧倒的に小沢さんが多いと言われていた。だけど、特に若い議員たちは、選挙区に帰って「小沢になんか入れるな」と相当言われたんですか。

長谷川: その150という数字自体、「どうなのかな」という感じがあります。確かに150と書いた新聞が多かったんですけど、120というところもありました。他のグループとダブっている部分もあったでしょうから、150っていうのがそもそもちょっと多めに出ていた。「それプラス鳩山グループの40~50だから200だ」というのが、最初から読みとして、ちょっと強かったんじゃないかと。

田原: 小沢グループの150人という数がそもそも多すぎたと。

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