経済の死角

スーパーホットスポットを次々発見
放射能汚染に新事実、この数値を見よ!

全国1000ヵ所を独自調査 〈後編〉

2011年07月14日(木) 週刊現代
週刊現代
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●高濃度汚染地帯 流山・柏・松戸をさらに細かく調査
●意外な数値が!東京・文京区、目黒区、足立区の詳細
●観光地の厳しい数値 日光・ロマンチック街道、那須、軽井沢、世界遺産・平泉
●汚染隠しの疑惑ほか

「私の街は大丈夫でしょうか?」—本誌が独自調査を始めて以来、読者からの問い合わせが殺到している。思わぬ場所に潜むホットスポット。正確な情報を持つ以外に、私たちが対抗する術はない。

柏の葉公園の滑り台下

 岩手県平泉町---。

 6月25日に世界文化遺産の登録が決まったばかりの同町には、観光客がいま大挙押し寄せている。

 JR平泉駅を降りると、いたるところに「祝平泉世界遺産登録決定」の幟が見える。世界の観光名所に名を連ねたことで、地元は喜びに沸いている。

 しかし、地元民も観光客も知らない事実がある。

 平泉駅前ロータリーの街路樹の下で、本誌記者はガイガーカウンター(線量計)のスイッチを入れた。

 0.47、0.54、0.65・・・。

 約30秒ごとに更新される値は、いずれも0・4マイクロシーベルト/時(以下、単位はすべて同じ)を超えている。画面の背景が黄色く変わり、「HIGH」の文字が危険を知らせる。

 同町でもっとも有名な観光地は、言わずとしれた中尊寺金色堂だ。奥州藤原氏ゆかりの寺は国宝にも指定されている。記者が訪れた夕方5時は拝観終了の時刻にもかかわらず、たくさんの参拝客が駆け足で入っていく。

 金色堂前の植え込みを計測した。

 0.88---。

 住宅地なら、避難を考えたほうがよいレベルの線量だ。他の場所も高い。

・参道入り口  0.75
・釈迦堂前  0.45
・阿弥陀堂前  0.36
・能楽殿前  0.64
・本堂前  0.57
・参道駐車場  0.77

 ここまで調べれば、もう結論は出ている。

 新世界遺産・平泉は、放射能に汚染されているのである。

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