歳川隆雄「ニュースの深層」
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大胆予想! 菅首相に敗れても小沢一郎「離党・新党結成」はない

NHKの非公開資料では菅再選だが・・・

2010年09月11日(土) 歳川 隆雄
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 9月14日実施の民主党代表選挙は、いよいよ大詰めを迎えた。

 大胆に予想するならば、菅直人首相が僅差で小沢一郎前幹事長に勝利するだろう。

 いま筆者の手元に、9日夕、NHKが行なった代表選挙判定会議の結果がある。もちろん、非公開である。

国会議員票:
菅直人366ポイント(183人)、小沢一郎372ポイント(186人)、不明82ポイント(41人)。

地方議員票:
64ポイント、小沢36ポイント。

党員・サポーター票:
220ポイント、小沢80ポイント。

総合:
650ポイント、小沢488ポイント、不明82ポイント

――というものだ。不明の82ポイントすべてが小沢氏に回ったとしても、80ポイントの差がついての「菅再選」である。このNHK判定通りになれば、「菅圧勝」とまで言わないが、「菅辛勝」でもない。

 では、なぜ筆者が冒頭に「僅差の勝利」と書いたかと言えば、それには理由がある。正直いって、党員・サポーター票の実態がよく分からないのだ。

 NHKの調査は統計学を用いて算出したもので信憑性が高い。それでも一抹の疑念があるのは、5月の党員・サポーター登録締め切り直前に、当時幹事長だった小沢氏の系列衆参院議員が組織的にかき集めた党員・サポーターがどれだけいるのかを、枝野幸男幹事長率いる現執行部だけでなく各都道府県の党支部長ですら完全掌握ができていないからだ。

 開けてビックリ玉手箱、といった事態があり得るのだ。

 従って、党員・サポーター票が3対1という大差をつけて菅優勢という「判定」に疑問を持たざるを得ないのである。

 仮に7掛けで計算してみると、菅154ポイント、小沢146ポイントとなり、総合では菅584ポイント、小沢554ポイントになる。となると、不明の82ポイントの行方次第では「小沢辛勝」の可能性も排除できなくない。これが、筆者の「菅首相、僅差の勝利」とした理由である。

次ページ  それでは、菅氏の総理・代表続…
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