中日落合博満監督「野球より面白い!オレ流珍言録」
WBCボイコットからバッグ窃盗、ガンダム論まで大公開!
野村克也氏が侍ジャパンの監督に彼を推した理由に、「型破りな思考」というのがあった。互いに元パ・リーグ三冠王。非凡な二人には通じるものがあるのだろう。ちょっと破りすぎな気がするけど。
落合博満監督(右)と信子夫人。一緒にテレビ出演したり、球場に招いたりと夫婦仲の良さは球界屈指だろう 〔PHOTO〕藤本 大和(以下同)

 何だか落合博満監督(56)の言動がヘンだな、と思ってたら、一部ドラゴンズファンやスポーツ紙の中日番記者の間ではすでに大問題になっているという。

 ネット上には「落合語録」なるものまで出現。ドラ番記者が嘆く。

「昨シーズン、ドラゴンズの選手は全員、WBC出場要請を断りました。そこまでしてシーズンに賭けたのに、巨人が序盤から独走。5月の時点で早くも2回目の3タテを喰らっておきながら、『ここ(巨人)を追いかけられるのはウチだけ』とナゼか落合監督は自信満々でした。結局、12ゲーム差をつけられたんですが、それでも『見くびるな!』(笑)。確かに2位だったし、ここまでは許容範囲としましょう。問題はこの後ですよ」

 レギュラーシーズンが終了し、CS(クライマックスシリーズ)が開幕。宿敵・巨人と激突した中日は鮮やかな先制攻撃で見事、緒戦を制した。そして───。

「初回の5得点が大きかったですよね? と話を振った日本テレビのインタビュアーに『このシリーズに関しては、振り返るのをやめましょうや』と言い放ったんです。インタビュアーが『先発の小笠原投手が・・・・・・』と食い下がると、『だ・か・ら、誰がどうとかじゃない!』とピシャリ。以後、このシリーズでは何を聞いても『勝つか負けるか。それだけだ』でした」(前出・記者)

 だが、緒戦の勝利で見くびっていたワケではあるまいが、第2戦は敗れ、第3戦も、継投ミスで落としてしまう。

「常々、『(守護神の)岩瀬で負けたら仕方ない』と言っている落合監督が、セットアッパーの浅尾拓也を引っ張りすぎて逆転負け。番記者ならこのミスはツッコまないといけませんよね。しかし、監督はこう言い放ったんです、『聞きたいことは分かる。聞くな!』と」(同)

 記者に「聞くな」とは───現場が凍りついたのは言うまでもない。クライマックス敗退後のファン感謝デーでは、球場まで来ていながらファンの前に顔も出さず(挨拶もナシ)。挙げ句、報道陣に「来年は貝になる」と宣言するのであった。このオレ流すぎる言動にはファンも賛否両論。だが、調べてみると、このくらいの珍言は氷山の一角なのであった。

「ガンダムになれるのはオレだけ」

 落合監督のガンダム好きは、プロ野球ファンの間では周知の事実。野球と同等、時にはそれ以上の存在である。

「'07年秋、落合ドラゴンズはCSで巨人を3タテして、日本シリーズ出場を決めました。涙目で声援にこたえる監督の姿に感動したファンも多いでしょう。だが、帰宅した彼の第一声は『ガンダム録ったか?』。この秋から始まった『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の放送日だったんです。一家でマツタケご飯を食べながら、『勝った後のガンダムは最高だな。ワッハッハ』とご満悦だったそうです」(スポーツライター・臼北信行氏)