補助金切れのカケコミ需要に完全対応 クルマ販売夏~秋の陣
エコカー補助金の期限が9月30日までと正式決定!!
9月30日までもつのか?

 エコカー補助金終了まであと1ヵ月半!! 残り予算はやく1116億円!! 

エコカー補助金ははたして9月30日までもつのか?

 昨年6月19日から受け付けが始まったエコカー補助金終了まで残すところ、あと1ヵ月半。また延長されるのではと期待していた人も多かったはず。

 しかし、7月30日、エコカー補助金制度について、当初の予定どおり、9月30日で終了することが正式決定した。直嶋経済産業相が7月30日午前の閣議後の会見で「9月以降さらになんらかの対策は必要ではない」とエコカー補助金の打ち切りを明らかにしたのだ。

 これに合わせ、自家用車のエコカー補助金の申請受け付け終了方法が経産省から発表された。その内容はこれまでどおり9月30日までに新車登録が行なわれたもの、廃車を伴う場合は9月30日までに引き取り業者へ引き渡しを行なったものとし、申請期限は10月29日とする。

 さらに交付申請の受け付け終了方法も公表されている。

1/補助金交付の申請受理日が早いものを優先して交付対象とする。

 この補助金交付申請受理日とは表(次ページ)のとおり、自販連や全軽自協、次世代自動車センター、日本自動車輸入組合の窓口で申請書を受理した日だ。

2/申請期間内であっても、補助金申請額が予算額を超過することが明らかになり次第、申請受け付けを終了する。その際には申請受け付けを終了した旨を速やかに公表する。

3/申請額が予算額を超過した場合、その日に受理された申請は、公平を期すためにすべて不交付とする。

 気になるのは2と3の申請受け付けをいつ発表するのかということと、予算額を超えたその日に受理されたすべてのクルマはすべて不交付となることだ。

 経産省担当者に聞いてみると「例えば、明日予算額が超過することが確実になった場合には、本日中に発表します。もうひとつのパターンとして、残りの予算が20億円あったとします。当日にその20億円をオーバーして25億円になった場合には、不公平になってしまいますので、その日に受理した25億円はすべて不交付となります」

 つまり、予算額をオーバーするかしないかギリギリの時に受理されたクルマは、一度受理されても補助金が交付されない場合もあるわけだ。これはいくらなんでもあんまりだ。その状況に陥った人たちには「お受けしたけれども受理できませんでした」という通知をするのか、「ホームページ上で公表する」のかはまだ決まっていないこと。

 そこで、やっぱり気になるのはエコカー補助金がいつまでもつのかということ。

 エコカー補助金の自家用車分の総額は、今年3月31日までの第一次補正予算と4月からの半年分の第二次補正予算を合わせると約5837億円。次世代自動車振興センターが7月28日現在の自家用車の補助金交付状況を発表したが、残りの補助金は約1116億円。

 直近の平日営業日5日間の1日あたりの申請受理金額は約20億~22億円、申請受理台数は約1万6000~1万8000台。このままのペース、1日約22億円で残り約1116億円を割ると約51日分(平日)残るということ。

 これは7月28日分時点での発表なので、7月の残りの平日は2日、8月の平日は22日、新車登録が終了となる9月30日までの9月の平日は22日だから、平日すべてを足すと46日。つまり、いまのペースの約22億円でいくと、9月30日時点で約5日分の補助金が余ることになる。

 さて、いつ補助金が切れるのか経産省と次世代自動車振興センターの担当者に見通しを聞いたが、いずれも「例年ですと、8月の新車販売台数は落ち込みますから、このままのペースでいけば、9月30日までには補助金は切れることはないと予測しています」ということだったがそれはあくまでも仮定の話。

 補助金終了が正式決定された今、駆け込み需要で販売台数が急増すると、どうなるかわからない。

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