田原総一朗のニッポン大改革

堀江貴文インタビュー vol.4「首相を目指さない政治家なんておかしい」

2010年09月08日(水) 田原総一朗
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vol.1 はこちらをご覧ください。

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田原 堀江さんはこれから何をやるんですか。

堀江 まずは宇宙開発です。

田原 宇宙開発は、どういう計画をもってらっしゃる?

堀江 最初はちっちゃな宇宙船というか、衛星を打ち上げるロケットをつくります。そして、それを大型化して人を打ち上げます。

田原 実験はいつ頃やるんですか。

堀江 実験はずっとやっているんですよ。

田原 え、もうロケットを飛ばしているの?

堀江 まだ飛ばしてはいません。ロケットの実験ってどういうプロセスでやるかというと、ロケットのキーデバイス、主幹部品というのはエンジンなんです。エンジンさえ出来ればどうにでもなると言っても過言ではない。逆にいえば、エンジンが難しい。それができないと無理なんですよ。

 なんでかっていうと、エンジンというのは(燃料として)高温の流体を扱うわけです。高温の流体というのは扱いが難しい。コンピュータシュミレーションも十分にできない。

 ガソリンエンジンだって職人さんが作っているわけですよ。それが一番いい。だから電気自動車が来ると、トヨタとか日産とかがダメになると思っているんです。

田原 モーターならどこでも作れるからね。

堀江 そう。だから従来の自動車メーカーはだんだんダメになっていくと思う。「自動車の製造にはいろんなノウハウがあるんだ」なんて言う人がいるけど、いまや中国のメーカーがどんどん電気自動車を作って世界を席捲しつつあります。

田原 第一、電気自動車になればエンジンがモーターになるだけじゃなく、部品が100分の1で作れるようになるんだものね。

堀江 そうそう。だからドライブシャフトもギアボックスもディファレンシャルもいらないわけです。インホイールモーターとバッテリーさえあれば出来るわけですから。要は誰だって出来るようになる。

 かつてIBMのオフコンがパソコンになっちゃうのと同じ事がたぶん起こるんですよ。「そんなわけはない」と言う人がたまにいますけど、そんなことこそ机上の空論で、現実はそうなりつつあります。

 話はそれましたけれど、だからロケットエンジンもガソリンエンジンと同様にコンピュータだけではできないんですよ。

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