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 前回は市町村の魅力度ランキングを紹介しましたが、では、都道府県のランキングはどうでしょうか?

 「地域ブランド調査2009」(全国3万2124人から回答。2009年7月に実施)の調査結果では、全国の都道府県の中でもっとも魅力的なのは北海道と言う結果になりました。

 ちなみに2位は京都府、3位は沖縄県と続き、東京は4位、奈良県が5位となりました。逆に、もっとも魅力度が低いのは茨城県で、ついで佐賀県、群馬県という順です。

 それもそのはず、前回の市町村の魅力度ランキングの上位を見ると。1位に函館市、2位が札幌市、6位に小樽市、8位に富良野市と、ベスト10の中に北海道の市が4つもランクインしています。いわば、スタープレイヤーを何人も揃えたチームのようなもので、北海道が都道府県の中で1位になるのは当然かもしれません。

 一方、2位の京都府は市町村ランキングで3位の京都市に続くのが45位の宇治市。次が137位の舞鶴市ですから、エースで4番の大黒柱で成り立っているチームに似ているかもしれません。つまり1位の北海道と2位の京都府ではまったくブランドの構造(タイプ)が異なっているということです。

 ちなみに3位の沖縄県は那覇市が市町村ランキングで12位、石垣氏が17位、沖縄市が19位、宮古島市が27位と人気のある市町村が多い“北海道タイプ”ということができます。

 ところで、逆に最も魅力度が低い都道府県はというと・・・最下位は茨城県でした。隣の群馬県が45位、栃木県が40位と北関東3県はいずれも魅力度の順位が低いという結果になっています。

 北関東は大消費地である首都・東京から距離が近く、高度成長期には人口面、産業面で大きな伸びを示しました。また、耕作面積も多く、出荷量が日本一という農作物も少なくなく、非常に豊かな地域といえます。

 ところがこうした豊かさがあだとなって、地域のイメージ戦略やブランド戦略で立ち遅れてしまっているのです。

 茨城県に次ぐ46位は佐賀県。実は、福岡県が9位、長崎県が10位、宮崎県が13位と九州各県の人気は総じて高いという結果になっています。その中で佐賀県は残念ながら低いという結果でした。

 さて、都道府県のベスト10に一つも入っていないのは東北、四国、中国の3つのエリア。東北地方では最も高かったのは15位の青森県でした。四国地方では高知県の26位が最高。中国地方では広島県の27位が最高という順位でした。

<調査概要>
・調査方法 インターネット調査
・回答者  20代~60代の消費者を男女別、各年代別、地域別にほぼ同数ずつ回収し、日本の縮図になるように、年齢や地域人口の分布にあわせて再集計した
・有効回収数 32,124人(一人の回答者は20の市区町村について回答。したがって自治体ごとの回答者数は平均で606人)
・調査対象 全国1000の市区町村(全783市+東京23区+194町村)と47都道府県
・調査時期 2009年7月3日~7月9日
・調査項目 認知、魅力、情報接触、観光意欲、居住意欲、情報接触経路(「旅やグルメに関する番組」など15項目)、訪問経験(「観光のため」など11項目および訪問率)、地域資源評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など15項目)、まちのイメージ(「歴史・文化のまち」など13項目およびイメージ想起率)、産品購入意欲(食品、非食品で自由記述)…計63項目
詳しくはこちらより

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