TBSがゴルフファンの怒りを買う「大失態」を犯した。石川遼、池田勇太の日本が誇る二大スターが出場した全米プロゴルフ選手権。
8月13日の初日は濃霧で試合開始が遅れたとはいえ、石川のプレーをすべて映像でフォローすることができず、飛び飛びの放送になってしまったうえ、ホールアウト後のインタビューも放送時間内に間に合わなかった。2日目は石川が3ホール目まで進んだところで、あえなく放送時間終了。
最終日、大接戦となった白熱の優勝争いも、ナマ放送の時間設定を間違えたためか、最終盤の競り合いをまったく放送できなかった(深夜に録画放送)。お盆休み中の早朝、テレビの前に座ったファンには「裏切り」とも言える中継だった。
「社内の沈滞ムードは深刻です。14日に放送した倉本聰が脚本を手がけた終戦特番『歸國』は、ビートたけしら大物を集め、鳴り物入りで番組宣伝に努めたにもかかわらず、視聴率は14・7%にとどまった。ところが局内では、『いまのTBSなら上出来(の数字)。考えていたより良かった』という声が大勢なんです」(放送作家)
TBS社内でいま、もうひとつ話題になっているのが、「魔の水曜日」と呼ばれる視聴率問題である。
「以前から水曜は視聴率が10%を超える番組がひとつもないことがほとんどなんですが、ついに夕方4時からの『水戸黄門』再放送がゴールデンタイムの番組を上回り、終日視聴率の1位になってしまったんです」(TBS社員)
調べてみると、6月23日水曜の『水戸黄門』再放送の視聴率は7・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。ゴールデンタイムに放送されたドラマやバラエティを抑え、堂々の視聴率1位だった。最近でも8月4日は「番組終了時点」視聴率で、『黄門』が1位となっている。
社内では、「こうなったら黄門の再放送をゴールデンタイムでやろうか」なんてヤケクソ気味の声も出ているという。TBSは赤坂の一等地に広大な土地を持ち、多大な不動産収入があることで知られるが、「番組力」を高めることこそが最優先だろう。
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